記事情報
- カテゴリ
- 2025-09-11 ・国内旅
- 投稿者
- 峯鉢
- タイトル
- 四国旅12
- リード文
- 見えてきました祖谷のかずら橋。
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前日高知市内で食事所から宿に戻るとき迷子になり、「確かこの道だったよな」宿の近くにあったドラッグストアの看板塔を頼りに、先の交差点迄歩き、左右の道を覗き見ても見当たらず。
街人に会うこともなく、途方に暮れていると、運よく若夫婦を遠くに見つけ、急ぎ足で近寄り、
「すみません」「今日初めて高知に着いた旅行者です。」「宿に戻れなくなり、迷子になりました。」「ドラッグストアの近くにあった宿に帰りたいです。」
「そうですか。ちょうど、散歩中だから、そのドラッグストアの見えるところまで一緒に行きましょう」
「いいですか?有難うございます。」
「四国に旅行中ですか?四国は観光地がいろいろありますが、祖谷のかづら橋は行きましたか?」
「明日、行きます。」
しばらく、歩いていると見たことのある通りに出て、その先に宿がありました。
「助かりました。ここです。」
親切な高知の若夫婦に助けていただきました。
翌日、高知自動車道を走り、大歩危橋を渡り、大歩危トンネルを通過、道の駅にしいやで休憩。かずら橋夢舞台前にある駐車場に車を停めて、坂を下ること徒歩3分、
見えてきました祖谷のかずら橋。
祖谷の粉ひき節の碑
祖谷の粉ひき節は、昔、平家の落人が土地を開拓し、粟やひえを作り、それらを粉にするために石臼を回した。
それは大変な重労働であった。その労を慰めるために誰の口からともなく歌い継がれたのがこの民謡。
今では、徳島県の代表民謡曲として全国で歌われている。
かずら橋の通行料を払い、一歩踏み入れ進みました。思ったよりも揺れました。
踏板は、板というよりも棒状で隙間が広く、下の川が良く見えます。
祖谷川はきれいな水が流れていました。
橋の手摺を掴みながらゆっくりと移動。次の一歩がさっさと出ません。
横歩きで、下を見ないよにして、一歩、一歩。
揺れると揺れが収まるまで、じっとして。
中央付近は結構揺れるのでドキドキ、スリル満点。
天気が晴れの日で、外気温も低くなく助かりました。とりあえず「かずら橋に来た、見た、そして渡り切った」という達成感は得られました。
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一歩一歩と 揺れる橋を 握りしめ
川の流れ さわやかな風 背中押す
もう少しと 励ましあって 渡り切る