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飛鳥山公園は八代将軍徳川吉宗の享保の改革のひとつとして、江戸っ子の行楽地として、桜を植えたのが始まりで、 古くから桜の名所として庶民に親しまれてきました。 3月末、すでに桜は満開、春休みもあって家族連れ老若男女、将来日本を背負う子供たちが大勢押し寄せ、吉宗将軍自らも宴席を設け、 名所としてアピールを行ったこの場所に、今の世も思い思いに席を取る人たちで花見真っ盛り。天気もよく、気温も上がり、吹く風も心地よく、 花びらもちらほらと、何とおだやかな。 ちなみに飛鳥山公園は上野公園・芝公園・浅草公園・深川公園と共に日本最初の公園に指定されました。 ここで字ぇ手紙句をひとつ「八代の桜や山に咲くよ今」 なお、園内に残る渋沢栄一の旧邸は国の重要文化財に指定されています。
字ぇ手紙 八代の桜