記事情報
- カテゴリ
- 2025-05-21 ・旅と著名人・海外旅
- 投稿者
- よしみ
- タイトル
- 旅と著名人
- リード文
- サンフランシスコでの出会い、そして1週間後ホノルルで再会
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夜中3時半頃,小用のため目覚め、床に戻りラジオをオンにする。村田英雄さんの人生劇場の曲が終わりを迎えようとしていた。そして次の曲をアンカーが高峰三枝子さんの「湖畔の宿」と伝えられ、イントロが流れ始めると、40数年前の出来事が私の頭の中に鮮明によみがえった。アメリカ添乗でサンフランシスコに滞在中、有名なチャイナタウンの入口の角に位置する名前が出てこないけどこじんまりしたホテルの一階に「みどり」という名前のコの字型カウターの和食も出すレストランがありました。お客様はホームステイ中で、私は一人でそのホテルに2泊か3泊宿泊しておりました。いつものように朝食を取ろうとそのレストランに入って行ってお決まりの場所に座り注文を終えて周りを見回すと、2人の日本人の女性が食事をしている姿が目に入りました。そして二人の内の上品な美しい女性が高峰三枝子さんであることに気づきました。そこへ一人の私より年かさの日本人男性が入ってきて席に着きました。彼はいきなり「私は***会社のサンフランシスコ支店の支店長しちるXXです、高峰三枝子さんですよねと」話しかけました。ところが2人の女性は、その男性を完全に無視していました。その男性はそそくさと食事を終え出て行ってしまいました。レストランにはその店のスタッフと私と二人の女性となりました。私は食事終えお茶を飲んで居る時、その高峰さんから私に声をかけてきていただき、たわいのない話10分間程度して別れました。1週間後ホノルルの当時お気に入りの日本食レストラン「義経」で、私がツアーのお客様達と夕食を取っていると高峰さんが共の女性と入ってきました。再開のご挨拶を交わしたことが昨日の様に思い出されました。朝会社に来て早速、高峰三枝子さんを調べてみると大変すばらしい足跡を残された女性であることを再確認させられました。こんな私でも「旅と人」の実話の中でこんなことを経験できた自分に浸る朝でした。
サンフランシスコ チャイナタウン
ワイキキビーチ
ダイアモンドヘッド