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大手門から山上に向かう坂道は、時々立ち止まって振り返えると、坂がきついことに気づかされる。いつしか見返り坂と呼ばれるようになったとか。 坂道の頭上に覆いかぶさる木々、この時期に咲いた草花が、歓迎してくれた。四季折々にその美しさをのぞかせ、心をなごませくれるとのこと。 きつい坂を上り、三の丸に到着、三の丸北側の石垣は、丸亀城の石垣の中で最も高く、20メートル以上の城壁が続き、隅角部の石垣は算木積みされた美しい曲線美で、「扇の勾配」と呼ばれている。 石垣を見上げ、本丸広場に到着。天守の観覧時間が過ぎており、残念ながら、本丸広場から本丸を見上げる。(こんぴらさんで時間をとりすぎた!) 本丸広場から丸亀の町を眺めると、空にはもう真っ赤な夕日が落ちてきた。後ろを振り向くと丸亀城が赤く染まっている。 見返り坂を下ると、明かりが灯る。しばらく下り、振り返ると光りで彩られた坂が浮かびあがる。 丸亀城ホームページはこちら 丸亀観光協会ホームページはこちら
扇の勾配、丸亀城の石垣
夕暮れに臨む丸亀の町、飯野山
夕日に染まった丸亀城