2025-05-25 ・国内旅
峯鉢

四国旅4
御本宮まで785段。「こんぴらさん」の石柱を見て、お参り開始
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香川に行けば「こんぴら参り」。栗林公園から金毘羅宮に移動。参道口近くの駐車場に入り、駐車場のおじさんに参道までの行き方を聞き、わくわくしながら出発。 海上安全、大漁祈願、商売繁盛、五穀豊穣、病気平癒などの願い事を叶えてくれるという、また、健康運、金運、縁結び、人生の迷いを解決する知恵などを授けてくれるとも言われています。 華やぎのある鬱金色の肌守りは、病気や災いごとからみなさまの身を守り、ご家族の健康と幸せ、恙ない日々の暮らしを約束してくれるという。ご利益いっぱい。 大門→表書院→御本宮まで785段。「こんぴらさん」の石柱を見て、お参り開始、レンタルご利益杖を目にとめ、「琴平の石段見上げ脚に聞く」杖なしで良し、いよいよ一段目に足を置く、 階段の途中にある「100段目」の指標に到達。一段一段と上り続け、「ここで294段目、御本宮まで491段」という石柱を見つけ、ふうっと息を吐く。やっと3分の1。 大門の手前の飲み物屋のおじさんがくたびれた私たちに「ここで休んでいきな」と優しい声をかけてきた。絶妙のタイミング。「ポカリを下さい」。乾いた喉に水分補給。 大門をくぐり、平坦な参道を行く。ここはゆっくりと体力温存です。そしていよいよ石段500段目、一息ついてもう少し。 御本宮目前の階段はとても急。バランスを崩さないようにゆっくり、慎重に登って、無事御本宮到着。 御本宮の右に展望台があり、目前に讃岐平野が広がりそして讃岐富士が見えました。下山途中で、1円玉を浮かべて願を懸ける大きな水がめがあり、心しずめ、願いを込めて挑戦。1円玉しずまず。 同じく挑戦した人達から拍手を頂く。気持ち良くして石段を降る「下りもキツイね。膝にくる。」とぼやいていると、おじいさんが背後から「昔は毎日上がってきて仕事をし、下っていったよ。毎日だよ。」 「どんなお仕事を?」「お宮を修理したり、きれいにしたり、いろいろさ!」「785段はきついですね。今もですか?」「今はここまで車で上がってくるよ」「こんな上まで車で来れるのでですか?」 「今日は仕事終わったから、車で帰るね。気をつけて降りな。」あっけにとられ、おじいさんの背中を見て、気を取り直し、さあ降りるか。大門の手前で飴屋さんに、幸せのおすそ分け「加美代飴」を勧められ、 「小槌が付いているから、これで割ってみんなで食べてね。」勧められるがままに購入、大門をくぐるとお店、お土産屋さんが並ぶ。ここにきて、名物のうどんを食べずして帰れません。膝が震える前に、お店に避難。 お土産に灸まんとTシャツを買い、駐車場のおじさんの所に向かう。「おじさん、トイレ借りるね」おじさんに別れを告げ、丸亀城に向かう。